定例会開催報告第80回定例会「在宅ケアにおけるハラスメント」

定例会開催報告　第80回定例会「在宅ケアにおけるハラスメント」

2024-03-01

第80回定例会の報告

皆様こんにちは。

西いぶり在宅ケア連絡会広報班の高橋です。

この度、2月26日に胆振地方男女平等参画センター「ミンクール」にて第80回定例会を開催致しました。

本研修は定例会ではありますが、運営委員会の企画定例会ではなく、年１回行われるレビュー班企画の定例会でした。

レビュー班とは在宅ケア連絡会の活動から見える地域の課題やニーズを振り返り研修企画を行うという班であり、今回は「在宅ケアにおけるハラスメント」をテーマに研修会を行いました。

まず、登別市総合相談支援センターの北條さんからハラスメントについて講演をしていただきました。

その後、伊達赤十字病院訪問看護ステーションの石井さんから架空事例の事例発表をしていただき、その事例に対してグループワークを行いました。

グループワークの後には室蘭警察署刑事一課長の高橋様より警察としての立場から考えるハラスメントの対応や警察として連絡を受けた際の対応についてお話頂きました。

お話の最後には『気軽に警察に相談して頂きたい』と言っていただけていたことが、何よりの収穫でした。

在宅ケアと聞くと医療職や介護職を思い浮かべますが、地域で暮らしている生活者を支えていく為には医療職・介護職といった限られた関係だけではなく、警察や行政といった多職種とも関係性を深めていかなければいけないと実感しました。

本年度最後の研修会となりましたが、来年度は医療・介護・障害の同時改定が控えております。

来年度も西いぶり在宅ケア連絡会では顔の見える関係作り、知識増進と在宅ケアを広めることを目的として努めて参りますので宜しくお願い致します。