定例会開催報告 第90回定例会「8050問題に向き合う姿勢」

2026-04-10

皆さまこんにちは。登別すずらん病院の高橋です。
令和8年3月16日に開催された「第90回 西いぶり在宅ケア連絡会定例会」に参加してきま
した。
今回のテーマは「8050問題に向き合う姿勢」です。
当日は、訪問看護ステーション希の佐々木看護師、伊達市地域包括支援センターのケアマ
ネジャー古屋氏、登別市総合支援センターenの精神保健福祉士 北條氏、室蘭市社会福祉協
議会の社会福祉士 山下氏より、事例検討を通したご講話をいただきました。
8050問題とは、高齢の親と中高年の子どもが社会的に孤立し、複合的な課題を抱える状況
を指します。今回の事例では、家族関係や経済的な問題、精神的な課題などが複雑に絡み
合っており、それぞれの専門職がどのように関わり、支援をつないでいくのかグループワ
ークを行いました。
講話では、地域包括支援センターの立場からの高齢者支援、障害福祉の立場からの関わり
、そして生活困窮者自立支援の視点など、それぞれの役割や支援の方法について紹介があ
り、多角的な視点で8050問題を捉えることができました。また、支援が長期化するケース
や、関係構築の難しさなど、現場ならではの課題についても共有され、大変学びの多い内
容でした。
今回の研修を通じて改めて感じたのは、8050問題に限らず、在宅ケアにおける困難事例は
単一の機関だけで解決できるものではないということです。医療・介護・福祉といった分
野を越えた多職種の連携が不可欠であり、それぞれが専門性を発揮しながら支援をつない
でいくことの重要性を再認識しました。
今後も地域の関係機関との連携を大切にしながら、在宅ケアの現場での支援の質向上に努
めていきたいと思います。

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