定例会開催報告 第19回 『実は身近にある!知ってもらいたい、障がい者支援』
皆さんこんにちは。在宅ケア連絡会幹事の成田元気です。
先週までのお正月気分もすっかりと無くなってしまい、皆さんはすでに仕事モードとなっているかと思います。そんな中、挨拶が遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、今回私は1月14日火曜日に開催された第19回目となる在宅ケア連絡会の定例会へ参加してきました。
今回のテーマは「実は身近にある!知ってもらいたい、障がい者支援」と題し、障がい者支援事業の事業内容と、一事例を通して多職種が連携した経験についてのお話を4名の発表者の方々にお話して頂きました。
今回の定例会を担当した副会長の山下さんからもありましたが、今まで当連絡会は高齢者に趣をおいて活動してきた経緯があり、障がい者支援をテーマにした事はありませんでした。しかし、在宅ケアと障がい者支援とは関わりの深いものであるため、ちょっぴり遅くはなってしまいましたが、新たな連携の輪を広げる為のきっかけとなる事を願い今回の定例会開催の運びとなりました。
障がい者支援の事業内容のお話では、訪問介護やショートステイといった介護保険サービスの中でも聞きなれた言葉の他に、訓練等給付として自立訓練や就労支援といった、介護保険では聞きなれないサービスなど学びの多い内容でした。
事例検討では、“障がいをもつ方とその家族”という、とてもデリケート対応が必要とされる関わりを、地域包括支援センター・障がい者支援センター・病院のMSWとの素晴らしい連携により、見事解決へ導いたお話を聞かせて頂きました。ただし、そこへ至るまでには連携を取りながらの事前の準備、とても細やかな配慮や真摯な対応など、信頼関係を構築するための努力がぎっしりと詰まった関わりをされており、これぞプロフェッショナル!と感じさせる連携と関わりでした。そして、グループディスカッションの中では、相談員の方々の経験を聞けただけではなく、信頼関係構築するためのマル秘テクニックも聞ける事ができちゃいました!
一歩一歩ではありますが、この大きく広がって行く連携の輪を実際に活用し、それぞれの仕事へと活かす事ができるようになれるため、これからも活動を続けて行きたいと思います!今後ともどうぞよろしくお願い致します。
次回は2月17日に「在宅に関わる最近の口腔ケア~全身と口腔への視点と知識を学ぶ~」をテーマとして開催します!こちらも奮ってご参加ください。