定例会開催報告 第31回『西胆振11,364人の想い~終の棲家を求めて~』
皆さん、こんにちは!広報担当、歯科衛生士の中村です。
2月16日に第31回定例会が行われました!前日強風で白鳥大橋も通行止めになっていたので
当日の天候が心配でしたが、皆様の普段の行いが良いおかげ!?で嵐も去り、無事に定例会が行われました!
今回のテーマは、在宅ケア連絡会地域プロジェクト班の担当で「西胆振11,364人の想い~終の棲家を求めて~」と題し6市町村の地域住民のアンケート結果をもとにグループディスカッションをしていきました。
アンケートの質問事項は
①あなたは今後、どこに住みたいか?
②あなたは今の住まいに住み続ける事ができないと思う時は、病気以外の理由では?
③現在の住まいから施設へ移る必要がある場合、どのような条件で選びますか?
の3つの項目でした。
①の回答で一番多かったのがすべての市町村で70%の人たちが、[在宅]を希望されていたこと、そして子供と同居を希望されている方は4%以下という結果に皆さん驚いていました。この結果を聞いた時、ふと自分の親が言っていたことを思い出しました!
「自分が親と同居して介護が大変だったからあなた達には、そんな苦労はさせたくないからね。自分たちは施設に入るわ!」と…子を思っての親心。
色々な事情はあると思いますが、やっぱり住み慣れた所で一生暮らしていける事が多くの人希望なんですね。
②の結果は[認知傾向や物忘れ]が多く、次に[食事、排泄、歩行]でした。
③の結果は圧倒的に[料金](私も気になるなぁ…)で、次が[死ぬまで施設でみてもらえるか]
でした。安心して最後まで生活できるかが一番気になるところですよね。
この結果をふまえ、在宅生活継続のために私達の[役割][支援][希望]についてじっくりディスカッションしました。
それぞれの立場や職業からの視点や意見、なかなか自分だけでは気がつかないことを気づかせてくれました。
在宅生活を安心して暮らせるために、充実したサービスの提供やサポートは各職種間のつながり(連携)が大切なのだと思いました。
普段は一般の歯科医院で働いている私なので、介護については色々とわからないことばかり…
でもこんな私でもいつも思うことは
「参加して良かったァー!」
「自分はあまり…関係ないかな..」と思っている あなた!ぜひ参加してみませんか?