定例会開催報告 第36回 「介護者が語る認知症ケア」

2015-07-23

曇りや雨の日が多く、伸びる雑草が恨めしい今日この頃です。
皆さんお元気でお過ごしですか?珍しく風邪を引き、3週間ほど咳に悩まされた広報担当・歯科衛生士の伊藤です。

7月21日 第36回定例会…今回は放送大学教学部 教授・NPO法人フレンドシップクラブ理事長の井出 訓先生をお招きしての講演会形式で開催されました。

第36回定例会(7月)の広報

いつものテーブルがないことに若干の不安を感じつつ(年を取ると何かに頼りたくなるのです)オレンジのTシャツ姿の高蠣氏の講師紹介で登壇された井出先生、座っていると幹事の高蠣氏と同じ位の座高なのに、立つと186㎝もある長身でした(高蠣さんごめんなさい(笑))

超高齢社会になり、認知症の方が右肩上がりに増えている現実、実際自分の親が親戚が夫が妻が認知症という方が、身近にたくさんいます。そして、いつか自分も認知症になるかもという不安は、50歳を超えた私にはふとした瞬間に思うことがある現実。

今回の講演は「認知症になっても暮らせるまちづくり」をテーマに、実際の活動内容や今年で5年目を迎える多くの人がタスキをつなぐRun伴のお話をして頂きました。

フレンドシップサポーター(サポ友)の話はとても新鮮で、とかく認知症の方を介護する!に、とらわれがちでしたが、友達として一緒に行動する…は、気持ちが前向きになりました。このようなサポ友が、皆さんに広く知れわたり増えていくことを切に願います。

認知症になっても、障害があっても、高齢になっても安心して暮らせる街づくりには、人と人のつながりが大切で、そのつながりが大きな輪になっていくように、出会い、気づき、そして自分に出来るこは何かを考え、踏み出せる1歩を大切にしていきたいと思いました。

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