定例会開催報告 第53回「事例検討のススメ」 ~自分ごと・お悩みごとでもOK!アローチャートを学ぼう~
2017-02-28
皆様こんにちは、当会幹事の成田元気です。今回の定例会は「事例検討のススメ」第2弾です。開催は平成29年2月20日(月曜日)。前回同様、講師には医療法人社団豊治会 あかり歯科オフィス副院長であり、アローチャート研究会の理事も務められている、二俣 慎先生にお越し頂きました。
今回は第2弾という事で、前回の復習をしながら実際の事例を通して、各グループでアローチャートを使用した事例検討を行いました。
前回の報告でもお伝えしましたが、アローチャートとは、収集された情報をケアプランに落とし込むまでのケアマネジャーの思考の足取りを、〇(丸)や□(四角)、→(矢印)などの簡単な記号を使って図式化する事により、利用者やケアチームのメンバーに分かりやすく説明ができるなど、考えを見える化する事の出来る方法の一つで、ひとことで言うと「情報分析の思考過程を見える化」したものです。
今回は同じ事例について、各グループでグループ討論を行い、それぞれのグループから発表を行いました。同じ事例であっても、グループ毎に視点が違い発表内容も異なるものでありました。見える化する事により、見えてくる様々な仮説、その人の視点に近づく事の出来る手段としてアローチャートの凄さを感じる事が出来ました。そして、普段自分が行っていた事で見落としていた事もアローチャートを用いる事で拾い上げる事が出来る可能性を感じました。私自身は、まだまだ不慣れで実際に活用しきる事は難しいですが、ご興味のある方は是非ともアローチャートに挑戦してみて下さい。詳細はアローチャート研究会公式ホームページにて掲載しております。