定例会開催報告 第57回「おいしく食べられる口作り ~おいしく・たのしく・美しく!~」

2017-06-22

皆様こんにちは。当会幹事の成田元気です。この度、平成29年6月19日(月曜日)に『おいしく食べられる口作り~おいしく・たのしく・美しく!~』をテーマとした定例会を開催しました。今回の講演は御前水歯科クリニック院長 岩川直義氏から「摂食・嚥下障害について」、伊藤歯科医院 歯科衛生士の伊藤百香氏からは「口腔ケアの重要性について」をそれぞれご講演頂きました。

第57回定例会(6月)の広報

岩川先生の講演では、摂食嚥下に関わる5つのステージとその時に確認すべきポイントをご説明頂き、食べ物を口に入れてから飲み込むまでの一連の流れの中に、多くの注意点がある事を学びました。伊藤さんからは口腔ケアの重要性と実際のケアによる効果や変化など、写真を多く用いてご説明頂き、まるで劇的ビフォーアフターのような変化と口腔ケアの大切さを学ぶ事が出来ました。
そして、講演後の実技では嶋津歯科医院の歯科衛生士 柿山明美氏に口腔ケアについてご指導いただきました。口腔ケアの実技では、二人一組になり互いに「する側・される側」を体験し、普段どちらもなかなか経験すること出来ない事を体験する貴重な機会となりました。実際の行った感想としては、ケアのポイントをおさえないと「される側」が不快になる事や私達が受けても口腔ケアは気持ちの良い事であるとの意見が上がっておりました。

第57回定例会(6月)写真

今回グループワークでは、「終末期における歯科診療が必要な方についてあなたならどう考えますか?」をテーマにディスカッションを行いました。

歯科治療についての意見では、「本人や家族の意志を尊重しながら進めて、時にはやらない判断も必要」や「本人のこうむるメリット・デメリットをよく考えて判断していく」、「治療なら無理にやらなくてもいい・痛みが歯にないならやらなくても良いのでは」などの意見が出ていました。
口腔ケアについては、「実技の中で気持ち良かったので、やった方がいいと思う」や「誤嚥性肺炎の予防としてもやる価値はある」など、実技で感じた経験からもやった方が良いとの意見が多く挙がっておりました。岩川先生はまとめの中で「連携が特に重要であり、このような場を通じた顔の見える関係づくりが、これからも大切になると思っています」とチームでのケアの大切さを伝えていただき、実技とチームケアの大切さを皆で共有した定例会となりました。

次回の定例会は「日本人はナゼお風呂にこだわる   ?」をテーマに訪問入浴サービスからサービスの実際や現状などを学べる会となっております。西いぶり在宅ケア連絡会で訪問入浴をテーマにするのは今回が初めてであります。知っているようで、知らない事が多くある訪問入浴を皆で理解し、共有しましょう!!

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