定例会開催報告 第38回 「大丈夫!大丈夫?地域包括ケア」

2015-10-06

皆さんこんにちは、当会幹事の成田元気です。
平成27年9月28日、室蘭市の広域センタービルにて開催しました、第38回 西いぶり在宅ケア連絡会定例会についてご報告いたします。

この度のテーマは「大丈夫!大丈夫?地域包括ケア」と題して、登別市地域包括支援センターの西島さんからお話し頂きました。参加者は西胆振で働く医療・福祉・行政など様々な職種、約50名。講演では、地域包括ケアシステムが今なぜ必要なのか、どのような課題が見えているのか、地域包括ケアを進めていく中で重要とされている地域ケア会議の実態などをお話しして頂きました。
そして、実際の地域包括ケアの進捗状況として、認知症支援・介護予防の取り組み・地域全体での支え合い・医療と介護の連携・多職種連携の促進、地域ケア会議への取り組みなど、様々な取り組みの具体的な内容についてもご説明いただきました。私自身登別に住んではおりますが、初めて聞く活動もあり、様々な人々が互いに支え合い連携しながら、まさに今、システム作りの真最中である事を知ることが出来ました。

その後のグループワークでは『地域包括の現状や課題、課題を解決するために必要な事、住み慣れた地域で暮らすため』等について話し合われました。意見として多かったのが、地域ケア会議の内容が分からない、地域包括ケアシステムと言う言葉だけが先走りして内容の周知がされていない、などの意見が挙がっておりました。また、地域によって活動内容が異なる事や、それぞれが得意としている活動やサービスがある事にも気付く事が出来ました。

すでに動き出している地域包括ケアシステムに対して、仕事として・職能団体として・または個人として等、我々がどのように関与・参加する事が出来るのか考える必要性を強く感じました。これからも多職種が集える場を多く企画して、話し合いの機会を増やして行きたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願い致します!

 

第38回定例会(9月)の広報

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