定例会開催報告 第39回「みんなで創ろう、地域包括ケア!~地域包括ケアのために何が必要か?~」
2015-10-21
ひと雨ごとに秋の深まりを感じますね。
朝夕の冷え込みに、そろそろタイヤ交換かなぁと思っている私…歯科衛生士の伊藤です。
10月19日、伊達カルチャーセンターにおきまして、第39回在宅ケア連絡会定例会「みんなで創ろう、地域包括ケア!~地域包括ケアのために何が必要か?~」をテーマに開催されました。
かつてない伊達開催大盛況で嬉しい事でした。
はじめに訪問看護の立場から、看護師の中野厚子氏の事例発表、洞爺温泉病院の岡本先生から、事例を通しての問題点・課題についてお話頂きました。
国民の80%は「最期は自宅で!」と望んでいるけれど、実際は亡くなる人の80%は病院で死を迎えている現状…。
では、どうすれば、何があれば、望んだ場所で最期まで過ごせるのかを、グループで熱くディスカッションしました。地域での意識の違い、訪問診療をしてくれるDrがいるか?専門職の人も最期の看取りに対する理解・知識を深めていかなければいけない等、これからの医療や社会の問題点が見えてきました。
それぞれの立場から、「自分が出来る少しの事、1歩を始めていく!」それが積み重なって制度や組織の改革につながるかも知れないと、岡本先生の心に残るお話でした。
Hさんの「生まれる時は選べないが、死ぬときはどこかを選べる環境作り」の為に、終活は今から、家族やパートナーと話し合う事も大事とのお話に、なるほど~と深く考えさせられました。有意義なディスカッションでした。
さて11月15日(日)、室蘭モルエにて「市民フェスティバル開催!」
皆さま、買い物ついでに是非足をお運びくださいね!
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