定例会開催報告 第18回 『施設の看取りについて』
早いもので今年も残すところ、あと数週間となりました。本格的な冬の訪れを感じる毎日ですが、風邪などひかれておりませんか?
西いぶり在宅ケア連絡会幹事の広報担当の千葉(社会福祉士)と申します。第18回の定例会を開催しましたので、ご報告いたします。
12月16日(月)にむろらん広域センタービルにて、第18回の定例会を開催しました。
今回はデーマは『施設の看取りについて』で、特別養護老人ホームとグループホームの取り組み事例、グループホームで関わる訪問診療と訪問看護について携わる看護師より、お話をしていただきました。看取り介護への取り組みについては、職員の研修会の実施、看取り指針の確立、カンファレンスの実施と評価、家族や医療機関との実際とその課題について現状を説明していただきました。
今回の定例会では、室蘭のほか、登別や洞爺から医療機関、高齢者、障害分野などから、大勢の方に参加していただきました。グループディスカッションではグループを9つに分けて、それぞれの職種や立場で、実際に看取りを行ったこと、行えない理由などを話し合いました。みなさん熱く、活発な意見が交わされていました。
実際に看取りを行った方のお話しの中で、私が印象に残った言葉があります。『困難なものやスタッフの不安があるだろうと受け入れた上で、スタッフへのアンケートやカンファレンスを繰り返し、何が不安か、何ができないのかを把握して支援につなげていきます。』カンファレンスでの評価や、スーパービジョンを繰り返し、実際に積み上げて行き今の支援があるのだと感じました。
師走となりますと、何かと慌ただしい年の瀬です。お酒を飲む機会が一段と増えるこの時期ですので、体調管理に気をつけてお過ごしください。本年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
次回の西いぶり在宅ケア連絡会定例会は、1月14日(火)に、むろらん広域センタービル3階での開催を予定しています。詳細は後日、ブログでご案内いたします。みなさんの参加をお待ちしております。