定例会開催報告 第47回「自分を通して組織を変える」

2016-08-08

みなさま、こんにちは。当会幹事の成田元気です。今回は、3回シリーズの最終回となる定例会へ参加してきましたので、その報告を致します!!

 

第47回定例会(7月)の広報(表)

第47回定例会(7月)の広報(裏)

今回の定例会は、開催日時を土曜日の14:00とし(いつもは平日の夜)、ボリューム満点の内容で、スモールグループワーク、ディベート、全体ディスカッションを行いました。

ところで、「ディベート」って皆さんはご存じでしょうか?私は今回の定例会で初めて聴き、初めて体験しました。「ディベート」とは、あるテーマに対して、肯定派と否定派の2つのグループに分けて討論・議論を繰り広げる事で、論理力のトレーニングとして教育現場でも多く用いられている手法です。今回はチームを3つに分けて、ある組織を「変革すべきと主張するチーム」、「現状維持しながら出来る課題を解決するチーム」、そして「2チームのディベートを聴いて、どちらの意見に説得力があるかジャッジメントするチーム」とし、30分間のディベートを行いました。まるで国会のようなお互いの主張の応酬は、相手の発言に素早く対応する必要があり、相手の発言を注意深く聴いたり、幅広いものの考え方や見方をする必要があったりと、論理的に話をするとても良いトレーニングとなりました!

そんな刺激的な3回にわたる「組織論」をテーマにした定例会でしたが、振り返って見ると、自分の所属している組織へ対して改めて(もしかしたら初めて)しっかりと考えるきっかけとなり、自分が関わっている組織の課題や新たな視点が生まれた、とても刺激的な定例会となりました。主体性を持って働く事はエネルギーが必要ではありますが、自分達の行動により組織や周りの人達に対して良い影響を与えられる事が出来れば、組織・自分ともに進化を続けられるのだと思います!

今回、土畠先生には「AGING IN 〝AGING〟 PLACE」=「老いゆく」地域で、老いると言う、オリジナルの事例の中で、私達に様々な疑問符を投げかけて頂きました。「難しい」との意見もありましたが、経験する事で得られる事がとても多い貴重な会でした。

土畠先生にはお忙しい中、室蘭へ3回もお越し講師をして頂けた事を心より感謝申し上げます。

今年度の西いぶり在宅ケア連絡会は、新たな取り組みに挑戦中です。次回は8月21日(日曜日)にサンルートホテルにてラーニングバーを行います。ここでは、リラックスした雰囲気の中で「顔の見える関係」からさらに一歩進んだ「腹の見える関係づくり」をテーマに行います。人数に限りがありますので、参加希望の方は早めの申し込みをお願い致します。案内はこのホームページに掲載します。

Copyright© 2013–2024 西いぶり在宅ケア連絡会 All Rights Reserved.