定例会開催報告 第54回「普段の仕事で『西胆振』って意識していますか?〜西いぶりの医療連携と在宅ケア」
皆様こんにちは。当会幹事の成田元気です。今回の定例会は当会の会名にもなっている西胆振をテーマとした内容で行われました。テーマは「普段の仕事で『西胆振』って意識していますか?西いぶりの医療連携と在宅ケア」です。
当会には「地域プロジェクト班」というグループがあり、定例会などを通して地域の課題などを抽出し、年に一度地域プロジェクト班企画の定例会を行っております!今回の定例会は地域プロジェクト班企画の回という訳です。
平成29年3月13日、会場はいつもの室蘭市にある広域センタービル3階。年度末が近づいている事もあり、いつもよりは参加者が少ない状況ではありましたが、30名程度の人数で、4グループに分かれてグループワークを行いました!講演では、本輪西ファミリークリニック 院長代行の佐藤弘太郎先生が「地域医療構想って聞いたことある?」をテーマお話しし、「西胆振の医療連携」については、洞爺協会病院 地域医療福祉連携室 室長の釣賀和也氏、「西胆振と在宅ケア」を室蘭市地域包括支援センター憩 センター長の山下勇人氏にお話し頂きました。
西胆振は三市三町からなり、広域であるために各市町村で医療や介護のサービスの特徴も違います。しかし、広域でありながらもそれぞれの役割や特徴を活かしながら、市町をまたいで医療サービスの利用をしている事が分かりました。その人に合わせた医療や介護のあり方を提供・提案するためには、西胆振を知り、連携をとることの大切さを再び認識した会となりました。
グループワークの中では、「こういう人を受け入れられる病院はどこにあるのだろう?」や「ガン患者さん増えている印象がある」など、日頃の疑問などを皆で話し合いながら、この地域の課題や現状を共有する事が出来ました。
西胆振は距離的にも心理的にも距離がある実感はまだまだありますが、このような機会を通して、これからも西胆振を把握していけると良いと考えております!