定例会開催報告 第68回「在宅医として向き合った西胆振の3年間」

2020-01-30

こんにちは。皆様、お正月はゆっくりと過ごせましたか?正月ボケがまだまだ抜けていない歯科衛生士の中村です。

今年に入ってからも雪がほとんど降らずこのまま春になってしまうのかな~、なんて思っていましたがそんなに甘くはないですね。1月20日頃は1年のうちで最も寒さが厳しい「大寒」。やっぱり北国ですね。寒いですね。嫌ですね。私だけ?(笑)

さて、定例会当日は朝から雪が降り積り、寒い中たくさんの方が参加してくださいました。今回、定例会のテーマは「在宅医として向き合った西胆振の三年間」~患者を家でみていくための幸せな連携~と題しまして、本輪西ファミリークリニックの副院長である富田理哉先生の経験してきた症例を元に失敗から学んだことを交えながら多職種連携の重要性について講演して頂きました。

 

 

 

冒頭、富田先生は『なぜ、在宅医療に携わっていこうと思いましたか?』と参加者に問いかけ、それぞれが在宅医療に関わろうと思ったきっかけを思い返す時間から講演は始まっていきました。

講演では、先生が在宅医を考えるきっかけとなった症例を用いて、病院医師と在宅医師の考えの違いや医師同士の連携の難しさを話され、まだまだ在宅医がきちんと知られていない現実を知りました。

次に在宅療養についての話では、説明不足の為、本人や家族が本当に納得していない場合がある事や病棟でするような365日24時間の看護の仕事を家族がしていかないといけないリスクや大変さをきちんと理解できていな場合があることを話され、退院前の看護師やMSWの説明が大切であり、退院後の在宅療養にしっかり繋げていかないと上手く治療が進まないのだと思いました。自分も患者さんに上手く伝わっているのか日々気を付けながら話していかなければならないと思いました。

そして、在宅医療ではケアマネジャーが最も重要(大事)な役割だと知りました。

先生は、『本人や家族を様々な職種に繋げていくケアマネジャーが動かないとその周りの職種は動けないのです!』『本当にケアマネジャーさんの仕事は重要なのです!』と何度も強く話されていました。一人一人のケアプランを考えたり医療に繋げたりするケアマネジャーさんは大変だと思います。でも素晴らしいお仕事ですよね。ケアマネジャーさん頑張ってください!そして、ぜひ歯科医療にもどんどん繋げていって頂きたいと歯科衛生士の私は思います。

先生は全ての職種が「ぶっちゃける」場を作り「互いに知る」場を作りましょう!と最後に話をされていました。横に繋がる連携が患者さんや家族のより良い生活に繋がっていくのだと思いました。この西いぶり在宅ケア連絡会がまさしくその場ではないでしょうか。富田先生の人柄の良さも伝わってくる本当に素晴らしい講演でした。

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