定例会開催報告 第33回 「介護保険改正に関すること」

2015-04-22

第33回定例会を終えて

皆さまこんにちは。当会幹事を務めます理学療法士の成田元気です。

平成27年4月20日に開催された第33回定例会について報告致します。
今回の定例会は「介護保険改正に関すること」をテーマに、一般社団法人北海道介護支援専門員協会会長の村山文彦先生をお招きして、改正介護保険制度のポイントについてのご講演をして頂きました。

村山先生からは、介護保険・報酬改定と介護支援専門員に求められる事として、介護支援専門員の現状などを絡めたお話しをして頂きました。話の中では、ケアマネが抱える課題や逆風となってしまっている状況、今後、地域包括ケアシステム構築の為のマネジメントの重要性。そして、ケアマネジメントのあり方や質の向上についてなど、我々ケアマネ以外の職種にも分かり易くご説明頂きました。

また、介護報酬改定については、サービス毎の変更点を厚労省の意図も含めてとても分かり易くご講演頂きました。今回の介護保険制度の改定を通して、我々リハビリテーション職種としても参加・活動を意識した取組をしっかりと行い、「漫然としたサービスの提供」にならないよう努める事を改めて確認することが出来ました。

当日は大変にお忙しい中にもかかわらず、お越しいただいた村山先生には心より感謝申し上げます。また、参加して頂いた多くの皆様方にも合わせてお礼申し上げます。

次回のテーマは「介護職との“れんけい”」です。
日時は5月18日月曜日、18:30~広域センタービル3階にて開催致します。

今回は、日頃利用者さんや患者さんに一番多く接しており、身近な存在である介護職の方々の、現場での状況や仕事に対する想いを聴いて、お互いの理解を深める機会にしたいと考えております。当日は介護職の方々をはじめ、多職種の皆様方の参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。

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